2008/09/21

S/N dumbtype

ICCの上映会でS/Nを観てきた。
はとさんは、当時もスパイラルで観て、先々週もICCで観て、
今日私と一緒にまた観て。

話違うけど、スパイラル、槇さん。
上のシアターって行ったことない。
今日の映像だと、舞台装置の感じからして、
ハコ自体は結構広そうな感じだったけど、
実際は結構せまいのかな。
え、あれスパイラルでやったの?って感じ。

話、戻って。
想像してたのと、全然違った。
生で観てたら全然感想違うんだろうなぁ。
dumbtype後の作品は一回ICCで展示会を観てて、
こないだ高谷さん×教授を観て?体感して?くらい。

なんだか観ていてとてつもなく嫌な気分になったのだけど、
それがなぜだか、自分でよくわからない。
男性のためのパフォーマンスだからかな。

時間が経つと、わかるかもしれない。
もう一回観たら、わかるかもしれない。

2008/09/14

法律コトバ

来年までの勉強用に、一冊、やっぱ買わないとだめかなぁ。

基準法、17年のものは全然使えなかった。
地震と、耐震偽造、景観法もあるし。
当たり前か。

しかし、法律コトバが頭に入ってこないーーーー

2008/09/13

公園太極拳と山の手通り

チャイクォータのRさんに誘われて、公園太極拳に初参加。

家を出るのが遅れて30分も遅刻しちゃったけど、うわさ通り、木漏れ日の中で太極拳って気持ちいい。途中からの参加なので、全体の流れとか、見よう見まねだったけど。笑

誰かに見せるわけでもなく、体と対話しながらゆ~ぅっくりと動かす感じが、とっても優雅。大陸的なゆったりとした流れが、カラダにも伝わってきて、毎朝やってる華人のキモチがちょっとわかるなぁ~~とってもリラックスな時間でした~

そして、ランチへ流れるみんなとさよならして、山の手通りを小一時間、散策。目標オペラシティ。
山の手通りは、首都高速の工事がずっと続いていて歩道も車道も凸凹なので、どんな工事になってるのかな?ってのが、散策の目的。もう一つは、今設計している道路の勉強に。

すごい。すごい。規模がおっきい!
代々木公園を出てNHKを横目に坂を降り、富ヶ谷を超えた先の交差点から右に曲がる。富ヶ谷やNHKの前の辺りは随分低いなぁ~そして、歩くと結構な坂。雨降ったら、川になるだろうなぁ~笑

交差点を超えて少し行くと、すぐに代々木八幡の駅を含む小田急線と立体クロス。そのせいで、また坂、階段、擁壁の応酬。新宿が平坦なだけに、代々木と渋谷の凸凹さに、結構びっくり。そして地下に高速道路が通って、上に一般道がくるためにたくさんの工事が。歩道の上には現況の水道の位置を示した、マーキングも。DP900・・・土かぶり900!?と思ったけど、給水はあまり深くは埋めないみたいね。

とにかく凸凹だらけ。あちこちに擁壁があって、坂も階段もたくさん。これって最終的にどう納まるんだろう・・・
完成はまだまだ先だろうけど、この工事を考え付いた人、すごいなぁ!

で、初台の手前できれいなカーブを経て、20号とクロス。オペラシティーの辺りにくると、俄然人が増える。意外と休日でもオペラシティーは人がいるのね~いいことだ!
小一時間の旅、でした~

2008/09/10

盛岡

昨日、久しぶりに出張で盛岡に。
北風が少し冷たくて秋な感じの盛岡でした~

ちょっと風邪をもらって帰ってきたりして。

2008/09/08

ターミナル

夜、TVでやってた。

NYのエアポートって、あんな感じなんだ?
どこまでがセット?誰の設計だろ~


しかーし。
大理石ミガキの床は危ないですね~
水でぬれると、確実にコケますね~

話飛びますが、
旅先で友達になったイスラエル人の友人が、
ぼくの家、床が全部大理石なんだよ~
っていうか、イスラエルでは、大理石がたくさん採れるから、
床は大理石で造るのが普通なんだよ~(ほんとかなぁ?)と、
言ってましたが。
砂漠の民の家は、やっぱひんやり大理石で、
ほとんど雨降らないし、それでいいのでしょうね~


で、話戻して。
人がコケるのを観てるおじさん、いい趣味でしたねぇ~笑

あと、キャサリンセダジョーンズ、
派手にコケてヒール折ってましたけど、
あんなに見事に折れるヒールって
あるんですかねぇ?
まぁ、映画だ、映画。笑


Goat!
やぎ!やぎ!やぎだよ!やぎ!
のシーンが、吹き替えだったので、
ちょっと生ボイス聞けなくて残念。
トムハンクスの舌ったらずな英語が聞けなくって、
残念んん~~~

NYらしかったのは、最後の10分くらいですかね。
ブロードウェイ?の街並みは見事なデコレーションでした~
まぁでも、
NYってよりは、エアポートマニアにたまらない映画でしょうね。
そして、移民の監督には、切実な問題なんでしょうか。

プラダを着た悪魔、に出てた、ゲイのeditor役の人、
エアポートの主任でトムとかなり絡んでましたね!
あれでプラダ~に抜擢されたのかも。

くすくすネタが多くて、はとさんと大笑いしながら観ました~

2008/09/05

こわれゆく世界で

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2007年04月29日
再開発の進むロンドンが舞台、ジュード・ロウが建築家(!)
の役だということで、観てきました。

内容は触れず、ロンドンの再開発に触れてみます。
この映画を観た後買ったパンフレットで知ったのですが、
ロンドンとパリを3時間でつなぐユーロスターの駅、
ウォータルー駅が終点ではなくなるということでした!

パンフレットによると、大英博物館のすぐそばの、
セントパングラス駅につながるようですが、
パリからの国際客をせっかくなら大英博物館へ直結!
くらいな感じでしょうか。
さすが、ロンドン。都市計画が大胆です。

ということは、テムズ川の手前まで来ていたユーロスターが
地下へもぐるということでしょうか、川を渡るのでしょうか、
いずれにしても、テムズの北と南で鉄道の終着点が
わかれていたロンドンがまたひとつつながりますね。

さて。
映画に出てくる、ジュード・ロウの現場事務所は、
引っ越してすぐに空き巣に遭い、
コンピュータごとあっさり盗まれてしまいます。
しかも2度も。周辺はスラム化しているということで、
ロンドンの下町でも割りと治安のよくないエリアらしいのですが、
そこに都市計画家としてのジュード・ロウが
街を再生するという計画。

映画でも、PR用の”うそくさい”完成予想映像が流れ、
はめこみでジュード・ロウが再生計画を説明しています。
同じ業種に携わる者としては
うそくささがなんだか失笑でした・・・

そしてあろうことに、疲れた顔をした彼は
遠い目をしながらこういいます。
「運河を引き・・・適当に緑を散らす・・・」
おぉ!脚本家の方、わかってらっしゃる!

海運が廃れた現代では、川は単にドブでしかないのは、
東京の日本橋の下に淀むお堀だけではありません。
ロンドンでもそれは同じこと。
ということで、世界的に流行りなのかわかりませんが、
運河を再生して交通渋滞を緩和・・・とか、観光用に・・・とか。
見本はタイ、渋滞知らずのバンコクの水運でしょうか。


それからもうひとつ、個人的におかしかったのは、
できあがりの模型を前に空き巣調査の私服の警官?調査員?と、
現場の所長(ジュード・ロウの上司役)とジュード・ロウで、
三人でコーヒー片手に話しているシーン。

オモムロにコーヒーを模型の上に置いて、
別な机に向かって歩いていく警官に、
あわててコーヒーカップを取り除ける上司。
おい!大切な模型にコーヒー跡がつくじゃないか(*_*)
って感じでしょうか。笑えました。


空き巣の犯人である少年たちが身も軽々と
逃亡をくりひろげるシーンも、印象的です。
屋根伝いに走り、狭い水路脇を走り、
小さな路地を走り抜けて、
あっというまに消えていきます。
再開発されてしまうと、あのような、
魅力的な風景はなくなってしまうのでしょうね。

ちなみに、ピーターバラカン氏の文章によると
犯人の少年とその母、ジュリエットヴィノシュの住む
アパートメントですが、チャールズ皇太子が嫌い、
「美的価値のない近代建築のいい例」と言われる、
ロンドンでは悪名高きデザインだそうです。
えぇ!?日本ではよくありそうな(実際無いですけど)
デザインなんだけど・・・?

というわけで、内容とは全然関係ない話になりましたが、
今のロンドンの街と空気を知るに充分な感じがしました。

フランシスコと二人の息子

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2007年04月03日
フランシスコと二人の息子 公式サイト

ブラジル音楽と言えば、サンバやボサノヴァ。けれど、この映画はブラジル版カントリーであるセルタネージョという音楽の物語。

映画は、お父さんであるフランシスコがラジオを受信しようと、屋根の上のアンテナをいじっているところから始まります。
見渡す限りの青くて広い空と埃っぽい畑に囲まれながら、家族は貧しいけれどものびのびと暮らしていて、唯一の情報元であるラジオからは、音楽があふれます。

息子たちをいつかプロのミュージシャンに、と願う父は、寝る前にラジオの前に子供たちを座らせて、ラジオから流れる流行の音楽に耳を傾けさせます。前半は、家族の団欒にラジオが欠かせなくて・・・
というより、半ば強制的にラジオの前に座らされている子供たちと、夜でもお隣に気にせず大きな音でラジオを聴いているシーンが印象的。お隣は、きっと相当離れた場所にあるのでしょう。

お祭りのときにハーモニカを買ってもらった長男は、音にもリズムにもならない「雑音」を奏でますが、やはり家族は父親の一存で「雑音」を受け入れますし、当の長男も次第に自分なりの音楽を奏で始めます。畑の作物と引き換えに息子たちへ買い渡された、アコーディオンとギターの場合もしかり。お隣がいないことをいいことに、父の歌と楽器の特訓が続きます。ここでの父の無謀とも見える?猛特訓と、広い広い空と畑に囲まれた自然が、息子たちの原風景となって後の彼らを支えます。

ついには地代が払えなくなり、長く住み慣れた土地を離れることになります。新しく移動した都会の街では、雨漏りはするもののなんと電気が通っていて、子供のようにランプを点けたり消したりして喜ぶお父さんと、つられて笑う子供たち。都会では当たり前のことが彼らにとっては、微笑みの種になっています。

都会の慣れない仕事でなかなか稼げない父と、途方にくれる母を見た息子たちは、バスステーションで歌うことを思いつきます。
このシーン、
映画としての音響効果が入っているとはいえ、屋根のある広い空間に響く彼らの歌は、広い空の下で聴くものとはまた違った感じに聴こえました。

こうして、二人の息子の歌はウワサを呼び・・・

旅周りの車窓から見える風景や、後半に出てくるサンパウロの夜景、暖かな両親の家の食卓、そして育った田舎の家。たくさんのブラジルの風景が流れていきます。


特徴的なのは、映画中セリフがほとんどなく、「アイコンタクト」で画面が続いていくこと。出演者たちみんな、特有の大きな目がくるくると動いてさまざまな表情を描いていきます。まさにtalking eye。うらやましいですね。ラテン系の人たちはおしゃべりなイメージがありますが、目にも口以上にモノを言わせる力が備わっているように思いました。


さて。
主人公である息子たち、ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルチアーノは、ブラジルで相当な人気のアーティストとのこと。映画で初めて聴きましたが、歌詞の内容がまた胸に響く内容で、思わず涙してしまう映画でした。

かの、カエターノ・ヴェローゾも映画の内容に感動して、音楽監修を買って出たとか。自ら彼らと新しく曲を作って歌っていました。エンドロールの数分も必見?必聴?です。

プラダを着た悪魔

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2007年02月19日
これまた終わりそうになって駆け込みで観てきた映画です。といいつつ、まだやってるようですが。笑

プラダを着た悪魔 公式サイト

映画館内のお客様の大半は年齢問わず女性が多い。しかも皆さんファッションがメインの話とあって、おしゃれに着飾って来られてる方も。それをウォッチするのも楽しかったです。

映画全般で、着ている衣装がゴージャスかつ、ハイセンスなので、その辺りの解説は他に譲りまして・・・笑

私自身が観ていて楽しかったのは、むしろ主人公アンディが勤めるRUNWAY社の内部。初めての面接でヘッドオフィスを尋ねるシーンは、普段絶対に入れないファッション雑誌の編集部中を垣間見るようでわくわくしました。(もちろん架空ですけどね。)

まるで田舎モノなスタイルのアンディがRUNWAY社があるNYの摩天楼を見上げるシーン。ミースのビルでしょうか。ガラスが延々と空へ続きます。そして、最も印象的だったのは、いざドアをくぐり受付からエレベータに乗るまでのエントランスのエリア。女優であるアン・ハサウェイ自身もきっと身長はそう小さくはないと思いますが、彼女よりも顔1つ分大きい女性たちが、ファッショナブルなスタイルで闊歩していて。もちろんピンヒールで。アンの顔が映しだされる画面の後ろを横切るのは、ひたすら背の高い女性たちで、みな首から下くらいしか画面に映っていない・・・笑

関係者はみなファッション業界にいる人たちなわけで、当然モデルさんたちも含まれていたりするから、っていうことで、ビルのエントランスにも、一般人よりも背の高い人たちがいて当然なのですが。そんな所にも、なんだかファッション誌にまつわる人たちの
雰囲気が現れていて少し可笑しくなりました。

一方、舞台の半分くらいを占める編集部の中も、パンフレットによると相当凝って具体化したそうですが、ガラスを多様したシースルーの素敵なオフィスになっていました。白が基調のヘッドオフィスにはこざっぱりとしていて、機能的そうでしたし。

逆にあまりNYの街中が映ることが少なくて、いわゆるNYらしい街の雰囲気?というのは、ちょっと期待できないかもしれません。
強いて言えばセントラルパークでの撮影風景や、アンディとエミリーが携帯電話片手に買い物袋をかかえて雑用に駆け回る辺り?
911以降の元気なNYが観られて、少しほっとした感じです。

麦の穂をゆらす風

2006年12月26日
年末に予習せずに観てすっかりぐったりした映画です。

麦の穂をゆらす風 公式サイト

映画全体を通して、アイルランドの連なる山や丘など自然あふれる美しい風景が映し出されます。

が、内容はとても凄惨なもので・・・
今回は内容に触れず、アイルランドの小さな町、街と書くにはあまりに小さい町の風景を書いてみようと思います。

1920年のアイルランド南部のコークが舞台ということでしたが、石畳の舗装のある通りは町の中心のみで、周辺は豊かな緑が続く山村?草原?地帯です。

この町の中央通りであろう石畳みの通りは、舞台中盤でイングランド軍が撤退する時に、「町から外部の軍隊がいなくなる」ということを、より印象付けるための象徴として使われています。また、逆に小さな町が舞台ということもあって、彼らの「戦場」は上記町のメインストリートではなく、砂利の道が選ばれいます。

丘のカーブを曲がってくるイギリス軍のジープに対して奇襲する時の緊張感。主人公たちにとっての、いつもの生活の場、美しい緑と丘に囲まれたいつもの砂利道が、一瞬にして戦場となる愚かさというか何と言うか・・・

周囲の自然の美しさとは全く関係なく行われる殺戮が、次へ次へと追い立てるように悪循環の連鎖を呼んでいく姿に、鑑賞中なんとも脱力でした。兄弟でさえ、その意思を同じに通わせることすらできない、という意味でも、人の愚かさを感じずにはいられません。

社会派として長く映画を撮り続けるケン・ローチ監督ですが、今回はさらにその語調を強めたように思います。

ALWAYS 三丁目の夕日

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2006年12月06日
先日、TVでALWAYS 三丁目の夕日を放映していました。

この映画は、ちょうど去年のお正月に、渋谷のアミューズCQNで公開していて、しっかり映画館で観ました。滅多に邦画は観ないのですが、渋谷にいてちょうど時間がぴったりなのがこの映画だった、という消極的な選択肢で観た映画だったのですが・・・

上記サイトのメッセージボードにあるように、前評判がかなりよくて私もつられて大笑い&大泣き。笑

お客さんもマバラではあるものの、公開して確か3ヶ月以上は経ってた割りに結構入ってたと思いますし、お客さんも老若男女めちゃくちゃで、映画館の中で一体となってげらげら笑った記憶。そうゆう意味でも印象深い映画でした。ふふふ。

さて。
この映画に出てくる東京は、昭和33年頃を設定にしてあるということで、手の込んだCGで再現してるということですが、私自身は当時まだ生まれてないので、へぇ~って感じで眺める具合。

何度か出てくるのですが、街を俯瞰するシーンなんかがかなり象徴的。2階建ての建物が延々と続く感じで、戦争終わって10年くらいであっという間に、ギッシリ2階建ての建物が建ったんだなぁ~っていう感じ。ま、CGですけど。

2回目のTVで観た時、
あ!
と思ったのですが、建設中の東京タワーって、仮囲いってしてなかったんですかね~無防備な鉄骨が空に向かって突き刺さっている、あの映像はなんだか・・・不思議!笑
でも、そう気になってから、街なかの建設現場を見ると、結構鉄骨が無防備に空に向かって伸びてたりするんですよね。仮囲いの向こうで。そうか、そんなものかもしれないですね。


今はもう完成形しかわからないですが、確かに東京タワーを建てた時期ってのがあって、それを映画では再現してるわけですが、実際の東京タワー建設って・・・どうやって建てたんでしょうねぇ。変な所に興味が湧いてしまいました。

そして、主人公たちの住んでいる町は、お隣との壁(物理的にも精神的にも)がなくて、とてもとても近い関係です。鈴木家の家族内のごたごたも、道路挟んだ茶川家のお隣の押入れで決着が付くくらい。

いろいろな記憶が蘇る、不思議な映画です。

明日へのチケット

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2006年11月27日
渋谷のシネアミューズでやっている、「明日へのチケット」という映画を観てきました。

映画自体は、ずっと電車の中が舞台だったのですが、ヨーロッパ大陸は地続きということを感じさせる、とても興味深い映画です。途中に検問とかあったりして。

3人の監督による3つの物語は、付かず離れず少しずつリンクして、ローマへと向かいます。

時折、車窓からの風景が流れるけれども、延々と乾燥した畑と木が連なる風景。街と街の間は、トンネルだったり畑だったり。人が住んでいない場所が多いということを改めて実感しました。郊外へ向けてだらだらと住宅地が続く日本とは、風景が全然違う感じ。まぁでも、ノリ的には東海道線をローカルで下ってく感じでしょうかね。


大きな駅へつくと、アナウンスと掲示板をにらみつつ、乗り継ぎのために、荷物かかえて別の列車へ向かって走る人の波が、なんだか可笑しかったです。言葉がわからないと、乗り継ぎは結構大変そうですね。

車内の空気そのままに、出演者と一緒にローマへ旅をしたような、そんな気分にさせてくれる映画です。こんな風に、ドラマって狭い空間の中で幾つも幾つも紡がれていくんですね。

walk the line

一級の勉強始めよう!と思ったとたん。
大丈夫か?笑

ジョニー・キャッシュ。
ロカビリー?ロックンロール?

ダメオトコの更正物語、なんちゃって。
実話、のようですが、時代背景が全然わからないので、へぇ!というかなんというか。うーん、前知識なさすぎ~笑

折りしも、角界でドラック騒ぎになっているのだけど、ドラック漬けのアーティストの典型みたいなヒトの話でした。

で、なに?
更生して数ヶ月で求婚?
そりゃメスとしちゃあ、断るわ。
マル。






うぅーーーーん。
ヒトの人生を2時間に凝縮するって、難しいなぁ!きっと、この映画の主人公の人だって、もっともっとドラマティックなことが起きていたに違いないのに。お父様だって、もっともっと言い分があるだろうに。ジョニーだって、ジューンを口説く時の文句が他にもあるだろうに!それだけ!?
というような、最近単にストーリを追うだけでなく、ヘンな見方をしてみたりして。

「フランシスコと二人の息子」の方が、どこまでも家族愛であふれてて、歌詞の内容もとてもやさしくって・・・好きかなぁ。


今回は、特に街についてのコメントはなし!なぜって、舞台のジョニーがメインだから。笑
でも、画面全体から、カントリー&ロカビリーな空気全開で楽しめます。車とかね。ドライブインとかね。でも、マイクが妙に最新ものっぽくて、気になりました。当時のマイクって、エルビスとかが歌ってた時の角丸で長方形の、なんていうか、手に余る大きさのマイクだったんじゃないのかなぁ?どうでもいいか。笑