2013/08/21

[本]つくること、つくらないこと: 町を面白くする11人の会話


すっかりご無沙汰になってしまいました。
ずいぶん前に読んだ本ですがアップします。

少し前からtwitterでフォローさせてもらっていた、山崎亮さん。
とはいえ、バックグラウンドをほとんど知らないまま読みました。

全体として都市にまつわるいろんな可能性が述べられていて、さらっと触れながら進んでいく感じ。

建築ばかりを追いかけていると、すぐ近く(まちづくりや都市計画、ランドスケープの分野)でこのようなことが起きていることに気づけなかったりするんだなぁって。



それぞれに触れられる内容について、シロウトとして読みましたが、それにしても人選が妙。
他の分野の人がどんなことを考えながら仕事してるのか、っていうのも、垣間見れて面白かったです。(あっという間に読めてしまう)


i.hayato書店での書評、リンクしときます。

2013/05/08

[本]最高の断熱・エコ住宅をつくる方法

こちらも、図解エコハウスで紹介されていた、西方里見氏の本。


森みわさんの本と同じくらいの時期に書かれたようですが、こちらは実用書的な感じです。

断熱や省エネの試行錯誤の汗が・・・文章から滴り落ちます(>_<)


いまや件数も増えて、きっと断熱・エコ住宅についての手法が確定してこられてるのでは、と思いますが、2009年の時点でここまで実践されているのはやはりすごい。


ブログも書かれているようなので、RSSリーダで読みたいと思います。

[本]世界基準の「いい家」を建てる

図解パッシブハウスで、みかんぐみの竹内義昌氏と共著の森みわさんの本です。


このサイトを見たら、おおよそ本の内容も見当がつくとは思いますが。

ドイツ→アイルランドで実務をこなしてきて、日本に戻られてからパッシブハウスの啓蒙活動やら、実際に建てたり、欧州の見学ツアーをされたり・・・

現在、かなりご多忙そうです・・・汗


この本自体は、2009年?くらいの発売なので、震災前の当時の日本を想像しつつ、震災後に読むと少し温度差があったりで、少し古い情報になってしまっています。

が、それでも、やはり欧州の省エネ基準や政策の違いなどは、今読んでも耳が痛い・・・

東日本大震災があって以来、日本の住宅エコ事情もかなり変わってきているので、どんどん世界中のエコ技術を取り入れて、エネルギー浪費の少ない住宅・建物へと、これからどんどん変わっていくといいなと思います。

やはりヒートショックの多い地域に、一番最初に広がって欲しいな~と冬寒い地域に住んでいる今、切実に思います!笑

2013/04/30

[本]天然住宅から社会を変える30の方法

田中優氏相根昭典氏(建築家)の共著の本です。


田中優氏については、他の著書でも見かけた名前なので、気になって読んでみましたが、話が壮大なのに、だんだん賛同者が増えて形になっていっている!

すごいなぁ、きっとやり始めは小さくて根本的なことからスタートしていて・・・

山や林業、エネルギー、断熱、接着剤によるシックハウス、大工、ペレットストーブや木材乾燥過程の話、コミュニティーの話・・・

30にわたる住宅にまつわるいろんな話題が、わかりやすく書かれています。

改めて、たったひとつの建物が建つということが、社会に対してものすごく影響のあることなんだなぁと。

小手先のエネルギー問題、だけだと簡単にいかないような、それでも汗かいて社会、住宅にまつわるいろんな慣習を、いい方向に変えていこうという、たゆまない努力が行われていることに、感激。

理想論を理想論で終わらせないというのがまたすごくて、田中氏の周りにはそうゆう人がきっと集まってくるのではと思ったりしました。

たまたま手にとった本なのですが、他にもあったら読んでみたいとおもいます。

2013/04/20

[本]建築からのまちづくり

この本、結構入りやすかった本でした。
著者は、東京都の職員の方だそうです。

東京の都市計画に関することが、前半でまとまっています。
江戸~現在までの東京の変遷いろいろが書かれていて、私もその辺りが興味あるので、楽しんで読めました。


江戸から明治になった時も、既存の江戸の街があるわけで、明治維新で急速に都市整備がなされたわけではなかった、というのも、なるほどな感じ。

浄水場ができ、下水道がひかれ、道路がつくられ、大名屋敷が払い下げになり、上野公園ができて・・・

のらくらやってる間に、関東大震災が来て、せっかく造ったライトの帝国ホテルも完成したその日に被災したりなんかして。


鎖国を止めた後の、日本の西洋化?とされる動きも、とても独特だなぁと思いました。


ということで、都市がガラっと変わるタイミングって、やはり災害や戦災。

江戸の大火や、関東大震災、戦災などで、まちも人も焼失する。その後、再興する。


こんな流れはイメージがつくのですが、実は、東京オリンピックも都市整備のかなりな要因となっているというのが、改めて新たな発見でした。



災害、戦争などの焼失って、致し方ないところありますけど・・・

昭和38年のオリンピックで、東京は、水運を完全に捨てて陸運を選んだ。
それが、首都高速道路。

新宿だって、山手線がなければ、こんなに人がさばけないと思うのですよね。
みな、満員電車でひーひー言いながらの生活、ですけど。


ここまで大量の人を、毎日ほとんど遅れることなしに運び続けられるという鉄道網も、当たり前ではなくて、明治・大正の辺りの方たちが、苦労して線路引いてくれたからなんだなぁとか。



それで、再び東京オリンピック招致がさかんなんでしょうかね?
再整備する予算がたくさんおりるから?


私個人は、もう少し東京は衰退?というか、人が減っていった方がいいと思うのですが。

確かに、いろんな意味で刺激も情報も多いのが東京の魅力ですが、決して暮らしやすいわけでもなく。
このままでいいのかっていう。



今のオリンピック誘致をしてる方たちは、高度成長期に支えられてぐーーーんと成長した東京が忘れられないのかなぁとか。
それを再び!って感じなんでしょうね。

まぁ、そんなことを思いながら読みましたです。

2013/04/18

[本]都市計画法にまつわるいろいろ

こんな本を参考にさせてもらってました。 まずは、ぎょうせい出版の、よくわかる都市計画法。

まんまですけれども。
この本が、アタマ整理するのにかなり役立ちました。

やっぱり、建築基準法メインで仕事していると都市計画法ってとてもとっつきにくい。
構成がわかりずらいんですよね。

ただ、この本読みながら、全体の構成を意識しながら読んでみると、なるほどなるほど。


都市計画法第1条「目的」に書かれたことが、各章や各節のタイトル通りだったりして、なんだそんな構成になっとるやん、みたいな。
  1. 都市計画の内容
  2. 都市計画決定の手続き
  3. 都市計画制限
  4. 都市計画事業

こんな感じで。
基準法第48条以降で、◎◎地域とか◎◎区域とか、その手の名前の付いてるものについては、全部1の都市計画の内容ところに。

2013/04/05

[本]図解エコハウス


みかんぐみの竹内昌義氏と、ドイツでパッシブハウスを実践されてきた森みわ氏の共著、です。

ようやく手にとって読むことができました。


先日読んだ太陽光発電MAX住宅 は、太陽光パネル単発で、売電価格が落ちないうちにローンと組み合わせて返済&売電する!という仕組みを徹底追求したもの。
この努力もかなり強烈でしたが・・・


「図解エコハウス」は、世界に遅れをとっている日本のエコ住宅事情とか、いろんなエコ住宅の手法を比べているところがわかりやすかった。
見やすいように工夫されていることもひとつ。



次世代基準とか、低炭素の法律ができましたけど、それでもドイツに比べたら、まだまだ序の口なんですね。


お風呂好きな日本人が、電気でお風呂を沸かしていることは、既に犯罪に近い。
太陽熱は熱としてそのまま使う、電気に変換した方がいいものについては変換して使う、っていう意見に、めちゃくちゃ賛成しました。

理論的&数字が並ぶので、説得力ありまくり。


福島の状態がよろしくないにも関わらず、いまだにオール電化、電気自動車を蓄電池に見立てて、っていう方向に行っている日本なのですが・・・
うーん、ナニカガオカシイ!と思っていたのが解決しました。


この本で紹介されていた、エコハウスのウソ、という本も読んでみたいと思います!


日々勉強なり。

2013/03/11

[本]いちばんわかりやすい長期優良住宅(エクスナレッジムック)

以前、イエサブユナイテッドの実務者向け(?)講習会でも取り上げられた長期優良住宅。


諸事情で行けなかったので、自分でも勉強してみました。



というより、住宅設計に携わったことのない私としては、全くもってわけわからん状態。

「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」は、最初の施行が平成21年6月4日ということもあり、ぼちぼち一級建築士の試験にも出題されるように。

が、まだ比較的新しい法律ということで出題も少なく、いまいち文面だけ読んでもぴんと来てませんでした。

この本はかなり細かく書いてあって、実際に手続きする際には手元に置いておきたい感じ。

ただし、内容について細かく触れられているのは木造住宅ですが。



一般の人向けというよりは、ほぼ建築士の啓蒙を含むのでは。最後に申請書の書き方まで指南してくださってます。

エクスナレッジのこの手のシリーズは大量にありますが、コンパクトにまとまっていてとても読みやすかったです。

2013/03/10

[dezeen]グーグル社が明らかにした、カリフォルニアの広大な新社屋について

ニュース:グーグル社は、カリフォルニアのサンフランシスコ湾に面して100,000m2の新しい社屋をデザインするために、国際的に活躍する設計会社NBBJと提携した。

港湾を見下ろす(※註1)新社屋は、現在のオフィスを引き継いだり、自分たちのニーズに合わせて改装することはせず、グーグル社にとって自分たちのオフィスを自らデザインする初めての機会となる。この新社屋は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタクララ郡マウンテンビューにある現在の本社”Googleplex”の二倍以上の広さとなる予定です。

(※註1:サンフランシスコにBay Viewという地名があるかも?)

2013/03/09

高崎旧井上房一郎邸 その2~アントニン・レーモンド自邸公認コピー作品~

その1 からつづきます。

内部の写真。


こちらが、井上氏お気に入り(入魂?)のリビングルーム。

中の家具は、コルビジェの事務所でも働いたことのあるレーモンド夫人作。
モダニズムぽい雰囲気で、かわいいです。
(ぽいってことはないですが。)

客間のようなイメージで使われたのかなと思います。
南側のPATIOからお客さんを招いたとか。

北側の天井付近の採光で、室内もかなり明るいです。


それにしても、このすてき空間を横切る白い空調BOX・・・
モトのレーモンド事務所でもあったんでしょうか・・・わかりません。
とにかく、やたら浮いてました。笑

高崎旧井上房一郎邸 その1~アントニン・レーモンド自邸公認コピー作品~

高崎市景観重要建築物指定第一号旧井上房一郎氏の自邸です。

いつも行ってからあれこれ調べるのですが、手元に以前買ったまま放置してあったこの本。


2013年現在、取り壊しがウワサされている神奈川県立近代美術館(坂倉準三氏設計)が2008年に、レーモンドに関する展示会をやったときに集めた資料を本にしたようですが・・・

amazonでは、すでに中古品しか売ってませんね。

この本に、この井上邸の原図、レーモンド作の「笄町の自邸」の図面が掲載されていました。

当のレーモンド設計事務所アーカイブからも一部図面が。
http://www.raymondsekkei.co.jp/archives/index.html

ということで、レーモンド自邸、井上邸と分けて記録しときます。

2013/03/07

[designbloom]安藤忠雄:メキシコ、モンテレイ大学施設 centro roberto garza sada

安藤忠雄氏が最近設計、「創造の門(the gate of creation)」と名づけられた、メキシコのモンテレイ大学のアート、建築、デザインのための建築は、氏にとってはラテンアメリカ(南米)で初の仕事である。この雄大なコンクリートの造形は、たくさんある授業のなかで、美術を表現する手法を学んでいる芸術系専攻の500人以上の学生のためのスタジオと学びの場を提供するためのものである。建物の形状は、ホールではあるが野外劇場のような階段状の曲線底部と、コンクリートというシンプルな素材を採用することによって、さらに劇的な空間として特徴づけられる。RC造の6つの階は、空間と直交する階段やドラマチックにカーブしている階段が不規則にはさまれた、光に満ちた吹き抜けでつながっている。その結果、ラテンアメリカのデザイナーの新しい世代のための、完璧なプロポーションの「tabula rasa 開かれたドア」である。

※後日修正:satoさんのコメント通り、です。笑


[本]一生役立つ「設計事務所の育て方」

以前、ぺんぎんさんのブログで紹介されていた本。


気になっていたので、読んでみました。



ぺんぎんさんは、すでに事務所を運営されてらっしゃるので、一級建築士とりたてペーパー建築士の私とはぜんぜん違う視点で読まれたと思いますが・・・笑


2013/03/03

富岡製糸場

富岡市の景観まちづくり講演会が終わってから、てくてく歩いて、富岡製糸場まで行きました。

終わったのが16時過ぎで、閉館が17時と知っていたので、最初から中に入らないつもりで。



上州富岡駅のひとつ隣、西富岡にある生涯学習センターから、たらたらと歩いて行ってみました。

2013/03/02

富岡市の景観まちづくり講演会

今日、上州電鉄に乗って、富岡市の景観まちづくり講演会へ行ってきました。

たまたまtwitterで追っかけていた群馬関係のニュースついーとから情報キャッチ。

http://www.city.tomioka.lg.jp/unit/007/001/2013/02/post-42.html


て。

講演会自体は、市が主催したもの?らしく、参加費無料。

その代わり、上州電鉄の高い、たかい電車賃に泣かされることに。笑

高崎から富岡製糸場まで、往復で1,540円。

ひーーー

乗車している人は、車が運転できない世代(高校生以下&高齢者)と、ヨソモノの私。


て、早速話がずれました。ははは


史跡-上野国分寺跡

先日、士会へ行ったおり、ふと思い出して帰り道によってみました。

私にとって、国分寺と言えば、東京都国分寺市。

7年働いた場所でもあり。

でも、ここ群馬の上野(こうづけ)の国分寺も、実はちょっとしたご縁が。



大学院の研究室で調べものをしてたときに、上野国分寺跡の図面を見たことが。

それから、大学の名誉教授となられてる、故広瀬鎌二先生。

上野国分寺跡館(資料館)の設計をされた、ということで。


群馬の平野は、土地は痩せてたんですが、利根川の上流ということで、かなり昔から人が住んでたようで。

県内には大量に古墳があったり、発掘系には事欠かなかったりします。

で、国分寺は、聖武天皇の時期。

尼寺、も近くにあったそうですが、とっくに消滅。

現在、ゆっくりペースのようですが、発掘調査が進められているとのこと。




2013/03/01

製図の課題、つらつらと

結論を出すつもりでも何でもないのですが。

ついったーは、いろんな人のぼやきや思いがひろえて面白いので、すっかりどっぷり。

LINEの面白さがちょっとわかってないので、いまのところついったー界におります(^_^;;)



ついったー界にいる同業異種の方のついーとを拝見してて、各人のゆるいつながりの中でいろいろと学ぶことも多いのですが。



これからほとんど需要がなくなると思われる美術館や小学校の設計課題を、いまどき大学で教える意義があるのか?

という問いかけが、ついったー経由ブログでもあったので、少し考えてしまいました。

2013/02/28

[本]最高の建築士事務所をつくる方法

はいー
とりあえず、参考がてら読んでみました。


いえ、とりえあえず、と申し上げると失礼なのですが・・・






2013/02/26

[本]太陽光発電MAX住宅

ひょんなことから手元に入って、読むことになったこの本。

実は、近所の自治会の廃品回収を手伝っていまして。

たまたま捨てられゆく本の束の一番上に乗ってたこの本。


あ。
と思って、班長さんに許可頂いて、チャッカリ頂戴しました。



しかし、表紙の言葉がものすごい(?)ように、中身が濃すぎて、濃すぎて・・・

文面からも、ものすごいオーラ出てます。


太陽光発電については、私も興味しんしんではありましたが。

買う側からしてみたら、ここまで綿密に計画&施工されていれば、安心かもしれません。



一級建築士のような専門家でも、太陽光発電や省エネについてきちんと理解していて、さらにそれを設計に落とし込んでいて、さらに経済的効果まで計算できている人は少ない、とはじめにあって、まさにそんな感じで読み始めました。

相当な試行錯誤の上で、自信を持って設計されてるんだなぁと。
(関心してる場合か)

太陽光パネルの施工の仕方や、デメリットも書かれています。

その上で、電力会社との契約で、売電価格が一定である10年間に、どうやってコスト面でもきちんと回収できるようにするか。



徹底しています。

住宅だけでなく、すべての建物に応用できそうな感じがしました。

容積率の緩和規定で、蓄電池を置くスペースも含まれるようになりました。
そうゆうのも組み合わせると、さらに最強(?)になるかも。

首都圏のような、お隣の建物の影になってしまうようなところでは、やっぱりメリットが少ないかもしれませんが、検討してみる価値はあるかと。

勉強になりました。

イノシンホーム住宅研究会のサイトは、こちら

2013/02/22

[本]-図解でスッキリ-不動産登記簿はこう読む

建物の勉強は長らく続けてきましたが、土地の勉強とか、権利関係の勉強はからっきし。

区画整理、測量の事務所にいたこともあるので、登記簿については興味があるけど、当時は受身すぎてそこまで手が回らなかったので。

少し噛み砕いて、登記簿について書いた本を図書館で探しました。


私が興味があったのは、まずは登記する流れ。

この本では、1章辺りで分筆・合筆作業するときの注意点などが書かれていて、境界立会いの流れがわかるようになってます。

さぁ、建物を建てようとか、そういった時に登記簿を調べたり公図を見たりする作業は必ず発生します。

だって、地目が「畑」とかだと、農転しないと建てられないですからね。

登記簿の役割なんとなくイメージはできるけど、断片的だったので整理したくもあり。


しかし、後半、所有権の移転とか、根抵当権とか、仮登記とかになると・・・zzzZ

アタマに入ってこない(T_T)

ついったーでぼやいてたら、不動産登記法は手続法なので、民法を読んだ方がよいのでは、というありがたいアドバイス。

返却期限がきてしまったので、先にそちらを呼んで、物権について学んでからもう一度トライしようと思います。

[本]マンションの法律(区分所有法)がよ~くわかる本

実家がマンション暮らしなのもあって、選んだのはこちら。


こちらも、登記とか、所有権とかいろいろありますが、そもそも区分所有する(集住)する場合どうなるか?ちゅうオハナシ。

マンションには管理組合とかあって(管理人室とは別もので住民の代表者の集まり)議会が云々とか、いろいろ母から聞いていましたが。


なるほど。
法律である程度規定されてたんですね~

ていうか、むしろ、結構古い法律?と思って調べたら、戦後くらいからだんだんと法律として形成されてきたものみたいです。

そっからかい。
無知すぎる。笑


マンション管理士の方のサイトみつけました。
http://www20.tok2.com/home/tk4982/kubun-frame.htm

す、すごい。
プロはこんな感じでをされてるのですね。


私にとって身近な建築基準法、都市計画法も出題されてるようなので、少し本腰を入れて勉強しようかしら。

古いマンション建替えとかこれから大量にあると思うので、少しでも知識にしときたいです。



余談:タイトルにもある「逐条解説」の文言。

主人「あ、逐条解説なんだ。へぇ、いいね。」

私「???・・・ち、ちくじょう?ちくじょうの『ちく』は、けんちくの『築』?」

主人「・・・。城なんか誰も建てないよ!」

私「・・・ハッ!」←あほ

2013/02/15

[dezeen]ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、メッセバーゼルの新しいホール

Herzog & de Meuron が拠点としているスイスの北部の町ヴァーゼルに、三つのホール「ヴァーゼル展示センター(the Messe Basel exhibition centre)」が完成しました。

毎年6月にバーゼル美術展(Art Basel)を開催しているメッセヴァーゼル社(the Messe Basel)は、隣接する公共の展示広場(Messeplatz)周辺へと展示会場を変えながら拡大していたが、Herzog & de Meuron 事務所が、2つの古いホールを増築しながら新しく更新したらどうかと持ちかけていた。

そして、1階に2500人を収容するイベントスペース、その上に2層分の展示室、と、各階高さ10mずつ、3つのホールが積み重ねられた。

外観的には、3つのホールが少しずつずらして積み重ねられている。編みこまれたアルミニウムが外壁を覆い、ネットのような印象的な外観を創りだしている。

各ホールは、最小限の柱による広いスパンが採用され、エレベータが各階をジグザグにつないでいる。

1階のロビーは、既存の展示ホール、ショップ、バー、レストランとつながっている。また、ガラスが外観を覆っていて、そこを訪れる多くの訪問客を引きつける空間となっている。

増築部分は、展示広場(the Messeplatz)と結ばれ、街のラウンジ(City Loundge)と名づけられた屋根のある空間を創りだしている。大きな円形の吹き抜け空間が屋根をくり抜き、建物へ入るメインエントランスの庇を構成している。

新しいホールは(2013年)4月23日オープンし、古い建物は集合住宅とオフィスに改修される。

Jacques Herzog と Pierre de Meuron によるHerzog & de Meuronは、最近NYのロングアイランドに the Parrish Art Museum というアートギャラリーを創っている。2012年サーペンタインギャラリー博覧会(the 2012 Serpentine Gallay pavillion)のオープニング時に収録した、両建築家のインタビューを含む、Herzog & de Meuronの情報については、こちら。

撮影: c/o MCH Group AG

プロジェクトの詳細は、以下Herzog & de Meuronより引用。

メッセ・ヴァーゼル社(Messe Basel)- 新しいホール完成。

メッセヴァーゼル社による新しいホールが完成した。展示広場(the Messeplatz:展示会場)周辺にある展示ホールを集約したいというメッセヴァーゼル社の目的による重要な再開発である。クラインバーゼル地区にとっても、展示広場(the Messeplatz)が整備されて便利になると同時に、ヴァーゼル都市再開発計画により旧展示エリアが集合住宅とオフィスに変わることで、にぎわいと活気を取り戻すことが期待される。新しい3層の増改築部分は、二つの旧式のホールから、連続するロングスパンと10mの天井高で構成される、現代的でフレキシブル、かつ多目的な展示スペースとなった。

建物内部で全ホールを行き来できるように、増築部分は展示広場(the Messeplatz)の上部に架けられ、街のラウンジ(the City Lounge)と名づけられた庇のある新しい公共スペースを創りだした。
建築的かつ都市計画的に重要な要素としては、メッセ広場(the Messeplatz)の最南端として位置づけられ、オープンエアーの大きな円形の吹き抜け上部から採光されることである。街のラウンジ(the City Lounge)は常時公共空間として開放され、建物のエントランスといった正式な役割だけでなく、クラインバーゼル地区の公共生活の一端を担うようになるだろう。

新しいホールは、3層に分かれる。1階のエントランスフロアは、the City Loungeと既存のホール、2500人を収容するイベントホール、ショップ、バー、レストランとシームレスにつながる。ダイナミックな道路と同じレベルの建物正面部分は、歩行者の通り抜けが許され、トラムの停留所と、展示センターやイベントホールへの入り口の空間としても一体として機能する。ここで、大きなエキスパンジョイントのガラスは、その必要性からと、想定される展示ホールの複雑さと公共の都市生活の活性化に対して、開放性を達成するのにふさわしい、空間的な透明性を創出する。

2階からの上の2つの展示フロアは、切り離された空間ボリュームとして少しずつずれて設置され、具体的な都市条件に対応したり移行したりしている。新しい展示ホールは、どこから眺めても異なった外観を持ち、これまでの典型的な単一用途の展示ホールとは違って見えるように創られている。この継続的な建築的変化は、外壁表面全部を覆う均質的な材料(アルミニウム)を違ったものに見せる。

バンドをねじってつないだような外観は戦略的にモジュール化され、周辺環境に対して大きな空間ボリューム(体積)であるホールのスケール感を抑制している。単に装飾的であるということだけでなく、隣接する土地に自然光が落ちるように調整され、かつ新しいホールの公共的空間への眺望を可能にし、ひいてはバーゼル市の特別な景観となることを意味する。


元記事:Messe Basel New Hall by Herzog & de Meuron
http://www.dezeen.com/2013/02/13/new-hall-messe-basel-by-herzog-de-meuron/


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初翻訳作業は、ヘルツォーク&ドムーロン事務所のバーゼル展示ホール。

訳していてわかったのだけれど、この建物の面白いところは、既存の建物と建物をつないで増築はしているけれども、その間の空間を公共空間として残したこと。

富山駅のように、人々の通行とトラムの停留場と建物の入り口とが兼ね備えられた公共空間になっていて、かつ集合住宅やオフィスもコンバージョンされる。

日本の場合、道路上空に架けられる建物は、廊下とかそうゆうのしか許可が下りないのだけど、とてもうまく処理していて、なおかつ魅力的な空間としても機能し始めてる。

The City Loungeの丸い吹き抜け空間が、とても魅力的みたいです。
行ってみたいですねー

いやー
しかし、翻訳作業は結構時間かかりました。

2013/02/13

ことはじめ

ブログ、前書いてたものを整理して、新しく始めました。

毎日配信されるブログを、英語の勉強がてら練習台に。

少しずつカスタマイズしていこうと思います~



I started new blog about my life & surroundings.
I'll translate English blog to Japanese in this blog.

OK, then. Let's start!