2013/03/11

[本]いちばんわかりやすい長期優良住宅(エクスナレッジムック)

以前、イエサブユナイテッドの実務者向け(?)講習会でも取り上げられた長期優良住宅。


諸事情で行けなかったので、自分でも勉強してみました。



というより、住宅設計に携わったことのない私としては、全くもってわけわからん状態。

「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」は、最初の施行が平成21年6月4日ということもあり、ぼちぼち一級建築士の試験にも出題されるように。

が、まだ比較的新しい法律ということで出題も少なく、いまいち文面だけ読んでもぴんと来てませんでした。

この本はかなり細かく書いてあって、実際に手続きする際には手元に置いておきたい感じ。

ただし、内容について細かく触れられているのは木造住宅ですが。



一般の人向けというよりは、ほぼ建築士の啓蒙を含むのでは。最後に申請書の書き方まで指南してくださってます。

エクスナレッジのこの手のシリーズは大量にありますが、コンパクトにまとまっていてとても読みやすかったです。

2013/03/10

[dezeen]グーグル社が明らかにした、カリフォルニアの広大な新社屋について

ニュース:グーグル社は、カリフォルニアのサンフランシスコ湾に面して100,000m2の新しい社屋をデザインするために、国際的に活躍する設計会社NBBJと提携した。

港湾を見下ろす(※註1)新社屋は、現在のオフィスを引き継いだり、自分たちのニーズに合わせて改装することはせず、グーグル社にとって自分たちのオフィスを自らデザインする初めての機会となる。この新社屋は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタクララ郡マウンテンビューにある現在の本社”Googleplex”の二倍以上の広さとなる予定です。

(※註1:サンフランシスコにBay Viewという地名があるかも?)

2013/03/09

高崎旧井上房一郎邸 その2~アントニン・レーモンド自邸公認コピー作品~

その1 からつづきます。

内部の写真。


こちらが、井上氏お気に入り(入魂?)のリビングルーム。

中の家具は、コルビジェの事務所でも働いたことのあるレーモンド夫人作。
モダニズムぽい雰囲気で、かわいいです。
(ぽいってことはないですが。)

客間のようなイメージで使われたのかなと思います。
南側のPATIOからお客さんを招いたとか。

北側の天井付近の採光で、室内もかなり明るいです。


それにしても、このすてき空間を横切る白い空調BOX・・・
モトのレーモンド事務所でもあったんでしょうか・・・わかりません。
とにかく、やたら浮いてました。笑

高崎旧井上房一郎邸 その1~アントニン・レーモンド自邸公認コピー作品~

高崎市景観重要建築物指定第一号旧井上房一郎氏の自邸です。

いつも行ってからあれこれ調べるのですが、手元に以前買ったまま放置してあったこの本。


2013年現在、取り壊しがウワサされている神奈川県立近代美術館(坂倉準三氏設計)が2008年に、レーモンドに関する展示会をやったときに集めた資料を本にしたようですが・・・

amazonでは、すでに中古品しか売ってませんね。

この本に、この井上邸の原図、レーモンド作の「笄町の自邸」の図面が掲載されていました。

当のレーモンド設計事務所アーカイブからも一部図面が。
http://www.raymondsekkei.co.jp/archives/index.html

ということで、レーモンド自邸、井上邸と分けて記録しときます。

2013/03/07

[designbloom]安藤忠雄:メキシコ、モンテレイ大学施設 centro roberto garza sada

安藤忠雄氏が最近設計、「創造の門(the gate of creation)」と名づけられた、メキシコのモンテレイ大学のアート、建築、デザインのための建築は、氏にとってはラテンアメリカ(南米)で初の仕事である。この雄大なコンクリートの造形は、たくさんある授業のなかで、美術を表現する手法を学んでいる芸術系専攻の500人以上の学生のためのスタジオと学びの場を提供するためのものである。建物の形状は、ホールではあるが野外劇場のような階段状の曲線底部と、コンクリートというシンプルな素材を採用することによって、さらに劇的な空間として特徴づけられる。RC造の6つの階は、空間と直交する階段やドラマチックにカーブしている階段が不規則にはさまれた、光に満ちた吹き抜けでつながっている。その結果、ラテンアメリカのデザイナーの新しい世代のための、完璧なプロポーションの「tabula rasa 開かれたドア」である。

※後日修正:satoさんのコメント通り、です。笑


[本]一生役立つ「設計事務所の育て方」

以前、ぺんぎんさんのブログで紹介されていた本。


気になっていたので、読んでみました。



ぺんぎんさんは、すでに事務所を運営されてらっしゃるので、一級建築士とりたてペーパー建築士の私とはぜんぜん違う視点で読まれたと思いますが・・・笑


2013/03/03

富岡製糸場

富岡市の景観まちづくり講演会が終わってから、てくてく歩いて、富岡製糸場まで行きました。

終わったのが16時過ぎで、閉館が17時と知っていたので、最初から中に入らないつもりで。



上州富岡駅のひとつ隣、西富岡にある生涯学習センターから、たらたらと歩いて行ってみました。

2013/03/02

富岡市の景観まちづくり講演会

今日、上州電鉄に乗って、富岡市の景観まちづくり講演会へ行ってきました。

たまたまtwitterで追っかけていた群馬関係のニュースついーとから情報キャッチ。

http://www.city.tomioka.lg.jp/unit/007/001/2013/02/post-42.html


て。

講演会自体は、市が主催したもの?らしく、参加費無料。

その代わり、上州電鉄の高い、たかい電車賃に泣かされることに。笑

高崎から富岡製糸場まで、往復で1,540円。

ひーーー

乗車している人は、車が運転できない世代(高校生以下&高齢者)と、ヨソモノの私。


て、早速話がずれました。ははは


史跡-上野国分寺跡

先日、士会へ行ったおり、ふと思い出して帰り道によってみました。

私にとって、国分寺と言えば、東京都国分寺市。

7年働いた場所でもあり。

でも、ここ群馬の上野(こうづけ)の国分寺も、実はちょっとしたご縁が。



大学院の研究室で調べものをしてたときに、上野国分寺跡の図面を見たことが。

それから、大学の名誉教授となられてる、故広瀬鎌二先生。

上野国分寺跡館(資料館)の設計をされた、ということで。


群馬の平野は、土地は痩せてたんですが、利根川の上流ということで、かなり昔から人が住んでたようで。

県内には大量に古墳があったり、発掘系には事欠かなかったりします。

で、国分寺は、聖武天皇の時期。

尼寺、も近くにあったそうですが、とっくに消滅。

現在、ゆっくりペースのようですが、発掘調査が進められているとのこと。




2013/03/01

製図の課題、つらつらと

結論を出すつもりでも何でもないのですが。

ついったーは、いろんな人のぼやきや思いがひろえて面白いので、すっかりどっぷり。

LINEの面白さがちょっとわかってないので、いまのところついったー界におります(^_^;;)



ついったー界にいる同業異種の方のついーとを拝見してて、各人のゆるいつながりの中でいろいろと学ぶことも多いのですが。



これからほとんど需要がなくなると思われる美術館や小学校の設計課題を、いまどき大学で教える意義があるのか?

という問いかけが、ついったー経由ブログでもあったので、少し考えてしまいました。